自然災害に強く、
壁式構造の制約を超える独自工法

壁式特殊構造

SPECIAL WALL-STRUCTURED CONSTRUCTION

はじめに Introduction

自然災害を面で受け止める。
空間効率と耐震性能を両立する独自工法「壁式特殊™構造」

壁式特殊™構造は、弊社が独自に開発し特許を取得した壁式工法です。
従来の壁式構造が告示により原則5階建てまでに制限される中で、本工法では壁構面のみを主体とした架構のまま、建物規模の制限を受けずに設計できることを最大の特徴としています。



中高層化を実現する革新的壁式構造システム

柱型・梁型を一切持たない純粋な壁式架構を維持しながら、 独自の壁量計画・開口補強ディテール・雑壁活用理論など特許技術を体系化することで、中高層への適用を可能とし、現状では15階建てまでの設計実績があります。
従来の壁式構造では実現が難しかった規模・階数の建物を可能にする、革新的な次世代型の工法です。

※「壁式特殊」、「特殊壁式」は株式会社田中構造設計の商標です。

工法のメリット Benefits of the Construction Method

p1
高い耐震性を実現する独自構造
壁式特殊™構造は、壁そのものが主要構造要素として地震力を負担するため、非常に高い剛性と優れた耐震性能を発揮します。連続した耐震壁が建物全体を支えることで、揺れを抑え、通常の柱梁で構成されるラーメン構造に比べてひび割れが少ない傾向があります。
p2
柱・梁型が出ない「壁式形式」
梁や柱を必要としない壁式構造のため【室内に柱型・梁型がでない】 【すっきりとした室内空間】 【家具配置の自由度が高い】 【意匠上の制約が少ない】といったデザイン性と居住性を両立できる構造形式です。
p3
建物高さを抑え、有効天井高を確保
梁型が出ない特性により、建物全体の高さを抑えつつ、室内では十分な天井高を確保できます。斜線制限、日影制限などの規制が厳しい敷地でも、ラーメン構造より階数を増やすことができる結果として「圧倒的な収支メリット」を生み出します。
p4
雑壁も耐震要素に積極的に活用し、躯体効率が向上
一般的に「雑壁」として取り扱われるRC壁も、壁式特殊™構造では耐震性能を高める有効な構造要素として積極的に取り入れます。これにより【無駄な構造部材を減らす】 【壁量バランスを最適化する】 【躯体の使用効率が大幅に向上する】といったメリットが生まれ、合理的で無駄のない構造設計を実現します。

壁式特殊™構造で
可能となる構造形式
Achievable Structural System

最上階を、ただの最上階で終わらせない。
壁式特殊™構造が、建物に「特別階」という価値を与える。

一般的なマンションはラーメン構造を採用するため、最上階だけ間取りを変える、フラット天井にする、広い居住空間を設ける。そんな当たり前の要望ですら、構造上の制約で叶わないことが多々あります。しかし壁式特殊™構造であれば、それが可能になります。
ラーメン構造の建物であっても、最上階のみ壁式特殊™構造へ切り替えるハイブリット構造により、以下のような通常では不可能な設計が実現可能となります。

  • 最上階だけ柱・梁のない無垢のフラット空間に
  • ペントハウスのような特別住戸を構築
  • 最上階の間取りを自由に再構成
  • 上階だけ大きくセットバックした開放的な空間へ

壁式特殊™構造に関する
ご相談について
About Consultations

壁式特殊™構造は特許取得済みの高難度専門技術であるため、本工法の設計提供については 既に通常業務をお任せいただいているお客様を対象としております。
まずは一般的なRC構造(壁式5階建て、ラーメン構造等)で当社の設計品質や連携体制をご確認いただきながら、その後に壁式特殊™構造をご検討いただく流れとなります。

初回から壁式特殊™構造のみの業務依頼は受付を行っておりません。長期的なパートナーとしてお付き合いいただけるお客様へ、責任ある形で技術提供を行うことを大切にしています。

お問い合わせ・ご相談

田中構造設計(福岡事務所) 092-406-7779

電話受付時間 土曜を除く平日 9:00~18:00